2017年11月9日木曜日

デジタル積雪計を作る① -計画-

11月ですが今年はじめての更新です。

気づけば立冬を過ぎ季節は冬を迎え、初雪を待ち望む声が少しずつ出てきた気がします。

そんな今日、急に「そういや数年前に積雪計を作ろうなんて言ってたな―」ということを思い出したので、モチベーションが下がらないうちに製作に取り掛かろうと思います。


おととし作った温度計同様、いちいち外に出て目盛りの振ってある棒を見て「あーきょうは20cmですね」なんてやるのは小中学生のうちに済ませたので、家から出ずに、勝手に積雪深を測ってもらいます。

とりあえずざっくりと部品を決めます。
まず必要なのは積雪深を測る部品で、これは距離センサと呼ばれるものを使おうと思います。
距離センサには赤外線だったり超音波だったりレーザーだったり色々なパターンがあります。
気象庁のアメダスでは、超音波とレーザーの2種類が採用されています。

今回は、(赤外線)レーザーを使ったVL53L0Xというセンサを使おうと思います。
このセンサは去年発売されたばかりで、分解能1mmという凄いやつです。ただ積雪深を測るのに1mm単位の精度は必要なく、ただレーザーが格好いいから使うだけです。

次にセンサを操るマイコンを決めますが、これはいつもどおりmbed LPC1768を使います。



さて、次にこの部品たちをどうやって外に置くかを決めます。
何となく今ホットなのは無線通信なので、
・パソコン側マイコンとセンサ側マイコンをXbeeとかで無線通信する
・センサ側のマイコンにWifiモジュールをつけて夢の無線LAN通信!
なんて方法が考えられるのですが、
残念ながら今の私にはWifiモジュールを使える技量が無いし、何となくハードルが高そうで手が出ないので、昔ながらの有線接続でいきます。昔ながらって素敵ですよね。


ということで、おそらく

[PC(地上5mくらい)]---|窓|---(この間10mくらい)----[マイコン・センサ(地上1.8mくらい)]

みたいな感じになると思います。
自分の部屋が2階なのが惜しまれます。



さてこんな雑な計画で作れるんでしょうか、おそらく次回に続きます。

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