久しぶりの更新です。
早速ですが、私が科学部の部長を任されてから約2ヶ月が経った今、心の底に溜まった不満と疑問を書いていきます。
さて、この2ヶ月間、缶サット競技会やサイエンスキャンプ、そして高文連地区大会など、大きめの行事が立て続けに入っていました。
その度、機械を作ったり、発表するプレゼン資料を作ったり、子供に見せる実験の準備をしたりしているわけですが、すべて前日は夜遅くまで作業しているわけです。
今日も、高文連全道大会を数日後に控えているため、授業終了後から作業をはじめ、学校に居られる限界の18時まで作業をしていました。この調子でいけば、明日も18時コースなのだろうと思っています。
加えて、今日は何時に部活が終わるのか一切把握していませんでした。明日は17時という指針が出ていますが、18時までやるかもしれないと顧問は言っています。
私がここまでで募ってきた不満としては、「
スケジュールを立てて計画的に物事を進めてほしい」「
部活の活動時間を具体的に決めてほしい」の2点です。
スケジュールについては、それぞれのプロジェクトをしている中でのリーダーが、進捗状況をもとにカレンダーを見ながら「その日までにこうしよう、あの日までにああしよう」と決めれば良いのではないかという予想が出てきます(例えば吹奏楽だったら、パートリーダーが「第n小節までを今週中に出来るようにしよう」と言うとか)。
ただ、部活の時間を決めるのはプロジェクトのリーダーではないと思うのです。だったら誰が決めればよいのでしょうか。
顧問でしょうか、部長でしょうか、それ以外でしょうか。私にはわからないのです。
この部活を決めるのは誰なのか、私にはわからないのです。
部長を務めているこの2ヶ月間は誰が決定権を持っていたのか。よく考えてみると、みんながなんとなーく集まって「明日やる?やるならいつがいい?午後がいいよねー」と話して終わってばかりでした。誰も持っていませんでした。
その場の雰囲気が予定を決めていたのです。
雰囲気で決まったおかげて、詳しい時間は決まらずじまいでした。とりあえず自分が13時~16時くらいにしようねーと声をかけて形だけの時間を決めたりとかはしていました。
さて、今日は雰囲気で決めてはならないと思い、私は顧問に「明日何時にやるんですか?」と聞きました。すると、「何時にやる?」と返ってきました。意外でした。
私は十数年生きてきた中で、「
部活の活動時間を決めるのは当然顧問である」と思い込んでいました。ただ、その思い込みは今日虚しく散りました。この部活において活動時間を決める人は顧問ではないのです。
いったい誰なんでしょう。
私は、よくある運動部とかのスケジュールはたいてい顧問が決めていると思っています。顧問がスケジュールを出して、部員がそれに従う、いわば
顧問が指示出し人間、
部員が指示待ち人間なわけです。
ただ、私のいる部活はスケジュールが存在しないのです。その場で誰でもない人が集まって雰囲気が決めています。ある意味、
全員が指示待ち人間なのです。
今日やっと私はこの点に気づきました。
全員が指示を待っているから、誰も意見を出さないのです。
誰も活動時間を決めないのです。やっと仕方なく出した意見も、具体的な数字ひとつ無いものなのです。スケジュールなど決まる訳がないのです。
じゃあ誰が指示をすれば良いのでしょうか。顧問でしょうか、部長でしょうか、それ以外でしょうか。
分かりませんでした。
解決しない疑問を抱きながら、とりあえず自分から指示待ち人間を脱却していかねばと思います。