2015年5月29日金曜日

怒らない人と怒らない方法

いつもの自分の話です。
よく「怒らないよねー」とか「優しいよねー」とか言われるなーと思ったので、なんで自分は怒らないんだろうか、と自分に疑問を投げかけながらまとめます。



怒ることは相手を支配すること

第一の理由はこれです。

「○○なんだよ!」と怒ったところで相手は自分に恐怖心を覚えてビクビクするようになるだけなので、怒る原因となった事情が改善されるのとは別な方向に向かう気がします。

自分が怒られた経験は何度もありますが、「あぁそうかなるほど気をつけよう!」とは思わず、「あの人を怒らせないようにしなきゃ…と」引っ込み思案になってしまうパターンが非常に多いです。
それは、怒られることで相手に支配されている、怒ることで相手を支配することを意味します。

自分はそんな相手を支配するような人にはなりたくないのです。
一つ上でも一つ下でもなく、同じ場所を歩きたい。



お互いが不満になる

「なんであんな事で怒るのよ…」そう言い残した人を何人も知っています。

別に、怒った人は何も悪気を持っていないと思います。相手を追い詰めたくて起こってるわけじゃないと思います。
ただ、怒りは「相手の行動に対して何らかの不満を持った」ときに出てくるものです。そしてその怒りを口に出して怒るわけですが、相手は相手で自分の意思に従って行動しただけなので何故怒っているのか理解できないことがあります。

その時、「怒った人のその行動に何らかの不満を持つ」のです。その不満は、ときに嫌悪感を呼びます。もし自分が怒ったら、「うわあの人怒ったよ嫌な人だなー」「あの人怒るから嫌いだわー」って思われちゃうのかなーって。嫌われても良いじゃんって考えれば良いのですが、できれば皆に良い印象を持たれたいなと考える人なので、なかなか難しいです。

また、不満をもとにした怒りに不満を持つという結果を招きますから、ただお互い不満になってあちゃーってなって終わりになることも予想されます。




怒らないで不満を解消する方法

上2つで怒らない、というか怒れない理由を話してきました。なら怒れない人たちはどうやって怒りのもととなる不満を解消しているんでしょうか。

例えば相手の考えにピリピリ来たとき。自分はちょっと冷静になって「なんでそう思ったの?」と聞いてみます。
そうすれば、相手はちゃんと理由を話してくれます。ちょっと笑いながら聞けばもっとちゃんとした理由が返ってくるかもしれないです。「自分は怒らないよー」とアピールすれば、相手は不満を持たずにコミュニケーションをとってくれるのです。

そこで、「いや自分はこうが良いと思ったんだよね」といったように不満全開ではなく意見提示の形で話すと、相手はちゃんと理解を示してくれるのです。

相手がなぜその行動をとったのか理由を聞き、自分が納得するという行動は、双方が不満をぶつけることなく心のなかで不満を解消できるテクニックじゃないでしょうか。





「なんでテスト勉強しなかったんだ…」と不満をぶつける前に、「なんでだろう、あぁ、あれが理由か…なるほど」と納得してみましょう。

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